またまた、今日も熱い~。
クーラーもつけっぱなしで、来る患者さんは
みんな体が冷えまくっています。
でも、クーラーをつけないでいると熱中症になったり
しますもんね。
この前お見えになった患者さんは、五十肩でした。
整形外科でいう、肩関節周囲炎です。
フローズンショルダーというくらい、肩の可動域は
狭い。
腕が上にあがるのが、180度だとすると
70度とか80度くらい。
後ろに手を回すのは、お尻を触れないほど。
おまけに、夜は夜間痛がでて、痛み倍増。
お見えになる患者さんは、こんな状態で肩が本当に
治るのかとみんな聞いてきます。
心配しないでください。
五十肩は時間が経つと、改善されていきます!
3か月~6ヶ月くらい経つと、痛みが軽減されますが
完全に戻るには、8割は1年かかります。
今まで、数人1年と半年かかった患者さんもいますが。
今回の患者さんは、体全体を調べると右肩が悪いはずが
左肩も右肩と同じくらい動きが悪い。
手を後ろから回して、右の肩甲骨に触れず。
手を後ろから回して、右の肩甲骨を上から、触れることができない。
体全体のバランスで考えると、反対側の肩に触れるためには
体幹を回したり、腰を回したりしなければなりません。
そうすると、いずれその回しすぎた部分に
何か起きる可能性が高いのです。
今現在は、できないので、そうするほかないのですが
いつまでもそのままでは、体全体のバランスがいいとはいえません。
症状だけでなく、体全体のバランスを見て調整する整体
関節ニュートラル整体
この患者さんは、数年前にしりもちをつき、転倒したことが
あります。
そのために、左の股関節が45度できるはずが、できなくなっています。
この股関節が曲がらないために、肩の痛みがある可能性も
あります。
実際、全体の関節を調べ調整してみると、特に肩回りには
今話題のもやもや血管が肩や肘、腕にかなりありました。
押すと痛みがでるのがもやもや血管の特徴です。
ケガをすると、ケガを治そうとして血管が増えるそうで
治ると自然になくなるはずの血管は残っている。
これが、異常な血管だということが、わかっています。
実際は、造影剤をつかってカテーテルを入れて
治療するそうです。
映像で見ている限りでは、ほんとに少ないちょっと
もわっっとしているだけみたいな感じですが
かなり痛いのです。
この五十肩の患者さんも、かなりの痛みでした。
3回目の調整あたりから、大分、痛みが少なくなりました。
完全に回復するまで、あと、5か月かかりますが
修復しようとしている余分な血管や肩以外のバランスが
崩れている足の柔軟性などを調整で、1つ1つの関節を
調整していきます。
それは、改善した後のことを考えて、少しでもバランスのいい
体にすること。
2次災害が起きないように、ケガが増えないように予防を
かねて調整することが大事です。